COLUMN
月光浴(木星つき)
今宵の満月は色々と浄化してくれそうです。
木星も傍にあって、何でも聞き届けてくれそうです。
オリンピックに突入して、色々なことを感じて書きまとめているのに、この月を眺めていたら、全て浄められてしまった感じです。綺麗さっぱり。
でも一言。敢えて言葉にしてみるなら。ホントにこの国は何か、不思議な役回りに立つ運命にあるように感じます。
例えば、原爆、311、そして今回のコロナ禍五輪。
常に人類史上前例の無い、時代の流れの分岐に立つ展開になるのは何故だろう、、という辺りに想いを漂わせていると、少し不思議な感覚に入ります。
でも、そこで感じることは言葉にしない方が良いのだろうという気がします。良い意味で。
のんびり日記ブログ再開
こっそりのんびり再開
と言うわけで、気張った長文ブログは暫くお休みして、これからはモノローグ感覚で想うところを書いて行きたいと思います。丁度このWebサイトのデベロッパー側が日記(Diary)機能をアップしたので、自分でわざわざblogページを設けていたものをここにインポートしました。(いきなり本文垂れ流し仕様ではなく、ワンクッションありのサムネイル表示になることを願ってます)
個人的な近況など
お陰様で眼の治療(両眼の白内障手術)も一段落ついて来て漸く以前のように動けるようになって来ました。伊達メガネで生活出来るなど、自分の人生には絶対に起こり得ないと思っていましたが、大抵この手の派手な大どんでん返しの裏には、大いなる『必然の勘違い』があることも再確認しました。運命的な巡り合わせ=必然の勘違いもあり得ると(どちらかと言うと良い意味で)。
それにしてもコロナ禍五輪。。
3年前の2018年に日本に上陸した台風が伊勢市付近から出雲市付近に、通常と異なる左カーブする予想図を見た時、私はある方に『これ、オリンピックやるなってことでは?』と個人的なLINEをしているんですが、何故そう感じたのか思い出せません。『回避』に見えたんだとは思いますが。
兎にも角にも色んな意味で不思議の国にいる感覚なのですが、この厄介なコロナ禍の分断力の凄まじさは、裏を返せば自分と似た(近い)感性をかなり見分けられるターニングポイントとも言えますね。草の根の小さな村作りを活発にして、それが自然とクニを動かす、、なんてことも夢ではなくなる時代も遠くはないような気がします。
そこに意識を向けると少し胸がワクワクします。
地と風の交差点(2)
今のトランジットチャートの最大の特徴は、水瓶座の木星土星に太陽も含めた惑星群と、その水瓶座の守護星・天王星が火星と共に牡牛座にあり、水瓶座の惑星群と割とタイトなスクエア(90度:緊張)を形成している点です。しかも集合意識を象徴する海王星は本拠地の魚座にあり、良くも悪くも集団やクラウドへ根源的な影響力を放っています。
この水瓶座と牡牛座のスクエアという角度は、緊張を伴う『チャレンジ(試練)』を示し、苦手なことと向き合わせる傾向もあります。
つまり、避けたいのに何故か対峙することを避けられないテーマとして目の前に横たわりやすいのですが、裏を返せば、このチャレンジを乗り越えることで、その人の筋力(気運:自分を開花させる力)をグッとUPさせられるポイントでもあると思います。
特に2020年後半から具体的に起こりやすい現象としては、、
・信頼を置いていた人間関係に距離が生じる展開
・親しい関係性の間の不毛なジェラシーや価値観の押し付けなどの展開
・言葉や態度から明らかになる価値観の違いによる距離
などなどが見られるかも知れません。
今、特にキツいと感じさせる展開は、ゼロか百かの勢いで、白黒を断定的にジャッジしたり(されたり)、逆にグレーな領域を見つめ過ぎて、視覚が麻痺して無感動状態(抑うつ状態)に陥る現象です。
そこに悪意がないとしても、余裕の無さから相手への配慮に欠いた「圧」やコントロールやマウント等が表れたりなど、「価値観が違うこと」による感覚のズレは、不快や悲しみなどの負の感覚を生み出します。
特に、献身的な気質の人ほど今この時期は「エッジの利いた切り返し」を感じ取りやすく、人間関係に対する自身の向き合い方をネガティヴに振り返りやすいかも知れません。自分のこれまでの何かしらの努力が報われないと錯覚してしまいやすいのです。
そんな時のアクションとして今一番推奨したいのは、ネガティヴな気分にする言葉や態度に距離を置き、自分の気分(バイブレーション)を上げる言葉やツールや環境に身を置くようにすることを徹底することです。
今、特に雲行きの怪しい人間関係に固執すれば不毛なスパイラルを生みやすく、仮にロジック上の「結論」は出せたとしても、おそらく「気分」は落ちやすくなるでしょう。
これまでの信頼関係に何かしらの変化が生じる展開があったとしても、それを感情的に、もしくは理詰めで縁を切ったり、そのような分断にエネルギーを使わないことです。
つまり、何も考えないでシンプルに距離を取るだけで良いのです。
現状の占星術(トランジット)に見られる状況を、仮に『空港』に例えるならば、少なくとも今この時期は、世の中の殆どの人々がほぼ平等に、各々個人のトンネル(通路)の中を通って搭乗口へ向かっているような状態だと言えます。
同じ便に搭乗しなくとも、少なくとも同じ時空へ向かう飛行機へ皆それぞれのペースで進んでいる筈です。
そこへ向かう通路は全て『一人専用』です。
それをポジティブに捉えると、今こそ一人気楽に自由に自分の旅のことを考えて、『これからどうしたいか、どこへ向かって、何がしてみたいか』をプランするチャンスだと言えます。
風の時代は、大空を自由に羽ばたける翼を、全ての人に平等に授けてくれます。
それを貴方らしい個性でアレンジしたりして、思いっ切り楽しみましょう。
地と風の交差点(1)
最近「言葉」または「表現」の質への奇妙な感覚や違和感を感じていたりしませんか?
書きたい、伝えたい、語りたい、
しかし、その奥にある本当に伝えたい感覚が、言葉となった瞬間、正確に世間に伝わる気がしないので寡黙になるような。
これまでと同じく表現しているのに、脳内に(心に)浮かんでいることを言葉として「書く」と、その質が何か地上からの圧(抵抗)や縛りに晒される感じがするような。
地上の様々なエレメント(従来の概念)による赤ペンチェック『矯正』を受けるような違和感。
これまでなら、この地上の赤ペン先生に◯をもらい認められることで良しとして来た「安心感」があったはずなのに、
『ちょっと待って、そもそも誰からなぜ自分は採点されるのだ』という気付きに変わって来ているのではないですか?
でも、実はこの赤ペン先生は、自己採点をする自分自身の中にある社会の物差しの一つだと言うことが出来ると思います。
これを更に『風の時代』になぞって例えるなら、
想いを具現化(言葉にしたり行動したり)させた時、従来の価値基準や秩序が古い重力のように感じられたり、実社会との折り合いとして自分の中に残している『地と風の交差点』で、おそらく両方の信号に遭遇して戸惑っているような感覚だとも言えるでしょう。
何故ならそれは、私達にとっての言葉の次元が従来のシンボル的役割(地の象徴)から、バイブレーション(風の象徴)へ価値や働きが変化して来ているからだと思います。
《注釈》
• シンボル的な言葉
それ自体が無名ではなく、ステータス感がある言葉(例:社会的ステータス経由や、これまで信頼していた人から)など。自身のクリエーションよりもステータス所有感を満たすもの。
• バイブレーション(波動)としての言葉
発信者不明または無名だとしても、言葉の響きに共感し、シェアしたくなるポジティブでクリエイティブなエネルギーを感じさせる内容。特に個人の自立や創造性を促し刺激する内容。
「バイブレーション」のような、形として見えにくい、曖昧で価値を実感出来ないスケールよりも、これまで見慣れた「シンボル的」信号の方に向かった方が『正しいのではないか?』と自分を疑ってしまうのです。
これまで、地球上はその歴史があまりにも長かったわけですから仕方ないですよね。。
でも、大丈夫。その違和感に屈したり、自己否定に回ったりしないことが大切です。
他人の物差しから見た時のズレよりも、自分の感覚を素直に受け入れるようにすることが、今の時期の大切なレッスンだと思います。
この感覚は、表現の仕方はとても難しく『なに言ってるの?』と感じる人もいるかも知れませんが、日頃のリーディングセッションでも、この話題がテーマになることが少しずつ見受けられて来ているので、覚え書きとして書いておきます。
占星術上でも、現在のトランジットホロスコープが、まさに水瓶座の中の『価値観のアップデート中』ならではの違和感(反芻現象)が表れており、それを実際の人間側の実感や社会の傾向などと合わせてみると、なかなか興味深い整合性も見られるので、近頃はこのテーマばかり考察しています。
地上が初めて迎える風の時代とも言えるので、殆どの人が戸惑いを感じたり、場合によっては疎外感のようなものを受けたりするのかも知れません。
個人的には、それら『個人(微視的)』アングルから距離を置いて、『全体(巨視的)』アングルに立って見ている方が気分は遥かに良い感じがします。それほど、あらゆる意味でツッコミどころ満載な移行期間だと思います。
このテーマは引き続きまとめていきたいと思います。
新しい自己実現
水瓶座のエネルギーを使う
12月21日夕方から22日早朝に掛けて、木星と土星が水瓶座で完全に会合しますが、これは水瓶座時代が本格的に『機能し始める』という合図です。
近代占星学以降の水瓶座の守護星・天王星(それ以前は土星)の本領が、水瓶座で会合中の木星土星の援護を受け、おそらくそれもかなりエネルギーが大きく、従来の固定概念の鎖を一本ずつ(または一気に)断ち切って開錠して行くでしょう。
個人レベルでは、不思議なテレパシックな出来事は色んな意味で起こりやすくなると考えます(会合期間中は特に)。
但し、それは因果応報になりやすい為、扱い方には注意が必要です。
例えば、ネガティブな思考・言葉・表現を用いていれば、それはブーメランのように自分に跳ね返りかねません。
また、これまでの経験則から『どうせ無理』という否定的な考えがあるのなら、今すぐこの場で完全に履き捨てて、次のように、希望を込めたものに書き換えて下さい。
『あなたは、どうなりたくて、なにを得たいか。』
そして、そのことだけにひたすら集中し、信じることです。
自分がどうなりたいのか明確にポジティブに意識(イメージ)すれば、水瓶座の木星土星は、牡牛座を逆行中の天王星に『力水』を与え、年明け1月半ばの天王星順行に至るまでの間に大きなカンフル剤を創る筈です。
ウイルスに勝つための根幹には『免疫力を上げる』ことが必須なように、
人生で本当に叶えたいことを叶えるためには、自分の中にある希望を力尽くで信じることが、あなた自身の魂が新しいステージに上昇し、実現へ向けて『機能しはじめる』、、それが、この全く新次元の水瓶座の時代に生きるということだと言えます。
水瓶座の守護星は天王星であり、土星も宿っています。
自分自身がこれまで地道に積み重ねて来たことと、その底力を今こそ信じて下さい。
【補足解説】
水瓶座0度はかなり特殊なステータスを持つ位置で、特に土星のエネルギー(意思決定)の方向性を定めて具現化させるパワーが特に強い上に、今回の木星同伴は、それを加護・祝福するような星の配置。
※個人的には、土星木星を『初孫の元朝詣りに付き添う宇宙の祖父母』のように見ています(笑)
ですから、この水瓶座0度で土星木星が重なる期間(12月24日 10時頃迄)は、『地球の風の時代の初詣・元朝詣り』のつもりで、真剣にそして素直に、星に願いを馳せて(願掛け)してみることをお勧めします。
特に、これまで不可能かもと思い込んでいた事に気づき、それを可能にするような願いで、土星のエネルギーを動かせる時期です。