COLUMN
12年
12年前の今日、近所の川を逆流した津波が、自宅から数十秒の道路まで流れ込んで来ました。
避難するためにその真っ黒い水の上を車で横断する瞬間、不意に、本当に唐突に『すまん…すまん…』という言霊みたいなものが入ってきました。
今でもあまり滅多にそのことを書き起こしません。
一度だけ、その話題を挿入した記事がこちらです。
地球のような、こんな命を産む海を持った星が、どこかの銀河にもあるのが「当たり前」とはなかなか言えないのは、正直、結構な恐怖です。
こんな広大な宇宙の、こんな恵まれた地球で、今だにドンパチ戦争している人間って、どれだけ進化が遅れてるんだろうという意味で。
運命の輪を回せ
大晦日を迎えると、一年という時間の過ぎるスピードが途轍もなく早いことを実感します。
時々、確認する意味で立ち止まって掘り下げているつもりでも、◯◯しながらの『ながら掘り』になっていて、肝心な部分の掘り下げは自分に甘く、どこかで核心部分からは逃げていたりして、結局は時間が経てば曖昧な状態に戻ってモラトリアムな時間に身を委ねていたりするのが人の常。そうしている間も、時は静かに確実に過ぎています。
これからどんな未来へ進んで行くのか。それはこれまで歩んで来た道のりも大きく左右しますが、時には、その人の無意識の願いが、運命を急展開させることもあります。
不思議なことに、『そんなことあるわけない』と心の奥の願いを諦めているようで実は諦めていない人ほど、現状への諦めを口にしがちなものです。
そしてそこに気付いた後は、諦めていなかった自分(本体)の声をしっかり聞き入れ、覚悟して身を委ねることが、運命の輪を回すキッカケになります。
何故ならそれが、その人の魂の声のはずだからです。
世の中はどこか、世間の秤の中に収まることを良しとする風潮がまだまだ強く、その人の本意ではなくとも無難な生き方を選択する人々で溢れています。
でも、それを変えるとても簡単な方法があります。
あなたが心から違和感を感じている(または嫌悪している)ことを手離す勇気を持つことです。その違和感を受け入れることで手に入る、何かしらの安定や平和があったとしても、それは誰かにとっては依存による安定や平和の可能性があるからです。
あなた以外の視点であなたの願いを否定させる権利は何処にも存在しない。あなたの意志はあなた自身が最も尊重すべきです。それが本当の意味での自立と自由に繋がるということを、2023年に水瓶座に入宮する冥王星が告げようとすることではないかと思っています。
今年も一年ありがとうございました。
2023年が皆さまにとって、様々な良き変化に恵まれる一年となりますように。
季節はめぐり
気温29℃ 湿度45% 快晴の仙台。
どんなにこの気候を待ち侘びたことか。
あまりの嬉しさに夜も眠れず寝不足気味です(笑)
どれくらい嬉しいかを曲で表すと、これくらい。この曲を聴くたびにこの人は天才だなと感心する。弾こうとして弾ける曲じゃなくて、湧き上がったものをそのまま表現した結晶のようなBlues。
— 𝐌𝐢𝐧𝐞𝐫𝐞𝐚ᵕ̈ 🐈⬛ (@minerea_com) August 19, 2022
これに匹敵するのは日本なら琵琶法師ぐらいだと思う(芳一)
Someday After a Whilehttps://t.co/FysqXNHfDG
50年ちょっと生きてますが、こんなに長く暑い夏は初めて経験した気がします。(そのお陰で、書きたいことが多々あっても全く何も更新できず…)
今年の暑さは強烈なストレスになっていた筈なので、これまでめげずに頑張って来た自分にご褒美を与えてやりたいですね。
とりあえず地域限定にはなりますが、猛暑との闘い、お疲れ様でした。
想うこと
昨日のニュースには言葉を失いました。想うところがあり過ぎて。。
そして(容疑者に対して)親目線で考える自分がいるんです。
産むよりも育てることの大変さ。
ネット社会で健全さを保つことの大切さ。
まだ今からでも間に合うことは沢山ある、と言いたい。そんな想いでこの仕事もしているのかも知れない。
一匹の亀を沢山の仲間の亀で支えるこの動画のように。
One thing Twitter has taught me is how smart and compassionate so many creatures on this planet are. 🐢 💙 pic.twitter.com/QWrjGXaALq
— TG (@TG22110) May 7, 2022
30年以上前の駆け出しの21歳当時、同じ年頃の男性が私を指名して、静かに穏やかに『僕は将来、人を殺しますか?』と語り出したことがあります。(この話は以前も旧ブログで触れたことがありますが)その時、彼が言葉を発する前から、これまで対峙したことのない、訳の分からない慟哭と絶望を感じたのを今でも思い出します。
あの時はまるで、《懺悔》を受け留める覚悟を試されたような感覚でした。同時に、彼は良い師になれると確信しながら対話したのを覚えています。もしかすると、彼は将来、僧侶や神父や牧師になるのかも知れない…と感じたほど。
要するに、人の核心は奥深く、それを開示することが必要な時もあるということです。
胸の内を吐き出せる人は、
他人のそれも受け留められる…
ということなのかも知れません。
そうやって、何歳になっても立ち止まっては歩み出すのを繰り返すものだと思って、あまり身構えず、独りよがりの自己完結にありがちな決め込み症候群をやめることは大切だと思います。
過去に捉われず、
過去にしがみつかないこと。。
一国を担った方の御霊に向けて心から深く黙祷を捧げます。
タロットは楽器みたいなもの
仕事の空き時間や、寝る前に、ずーっと流してることが多い映画の一つです。
タロット講座でも、「タロットリーディングはピアノの即興弾きに近い感覚もある」と話すことがありますが、実際、楽器に近いんです。
展開されたタロットカードたちは『その方の譜面』みたいなもので、それを読み込み、詠みあげる(語る)タロットリーダーは語り部みたいなもの。
いやでも、本当に。フジコ・ヘミングさんは凄くカッコいい女性だと思いますよ。
お友達になりたい。
やっぱり凄くカッコいいし、惚れる。
— 𝐌𝐢𝐧𝐞𝐫𝐞𝐚ᵕ̈ 🐈⬛ (@minerea_com) July 8, 2022
名声とかじゃなく、髄の部分でこんな80代のTarot readerになりたい。いや、なる。https://t.co/kh97YOFwPI pic.twitter.com/QkkHa8HcBL