COLUMN
プロパガンダ
『私に関する限り、これ見よがしの騒がしい徳よりも、無言の不徳を好みます。』
Albert Einstein
いま起きている戦争のカラクリや裏に隠された真実(いわゆる陰謀論)というテーマで、此処ぞとばかりに熱弁を振るう人々に、なんとも言えないズレを感じるのは何故かということを書きまとめていたら、元来のキツさが表に出てしまい、更には占星術の12ハウスの問題も絡めてかなり長文になりそうなので、率直に結論を書くことにしました。
映画『七人の侍』の最後の台詞
「勝ったのはあの百姓たちだ、儂たちではない。」
ようやくワルシャワに到着しました。
— Alinamama (@Alinamama4232) February 28, 2022
ポーランド大使館の方からいただいた差し入れ。
こんなに美味しくて、ちょっと涙でしょっぱいおにぎり、一生忘れません。
本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/YD7WpscSaG
戦争と世界のカラクリを暴く以上に、更にその先に向けて動けるような啓蒙をするならその意義も増すだろうに、、と思うことがあります。
メディアから様々に発信されるプロパガンダの中に、本当に流れを変え得る、その生活自体が啓蒙と呼べる人々はごく僅かだと思います。
何故なら彼らは、戦争がある時も無い時も関係なく、絶え間なく命を支えられているからです。
前にも水瓶座の時代は何を表すかで触れましたが、水瓶を示すタロット「ⅩⅦ 星」は、スローライフ(第一次産業を含む)を物語ります。それは文字通り、物心両面で自立していることを意味します。
皮肉なことに、水瓶座時代に入った途端にコロナ禍と今度は戦争の危機と、それに比例するようにメディアを通じた二極化したプロパガンダが目立ちますが、更にそれを越えた先を見据えて、自分に出来ることを実践している人々がもっと増えれば良いと思います。
私の憧れる暮らしは、自給自足です。家族の価値観が異なるために叶っていませんが。
クライアントさんの中には、既に何年も前に大自然の麓に移住し、自給自足の暮らしをされている方々もいます。そこまで行かなくとも、大切なのは何ものにも翻弄されず、自発的な思考で行動する力。
そんなことをメディアを通じて再確認。
占星術の12ハウスというのは解明しにくい厄介なテーマを扱います。メディアが繰り広げる煽りそのものや集合的無意識もこの12ハウスに象徴されます。目を背けたくなる戦場の現実と、同じ時に安全な国で戦争の裏にある陰謀をメディアで語る人々を同時に見ると、12ハウスのネガティヴな部分について考えさせられます。
私に関する限り、これ見よがしの騒がしい徳よりも、無言の不徳を好みます。
私の理想とする12ハウスに対する姿勢は、このアインシュタインの言葉に完全に集約されます。
その理由を近々書きまとめたいと思っています。