TAROT ZOLLA

仙台市内のプライベートサロンは2006年から開業。かれこれ15年が経過します。

通常は、玄関入口から入ってすぐの一階セッションルームを使用しています。静かな音楽（と言いつつアコースティックなロックも）が流れる空間でゆったりとリーディングを受けられる予約制サロンです。

BGMはその時によって色々ですが、ヒーリングミュージック系は一切持っていません。アンビエントとしてブライアン・イーノを掛けたら、それはそれでテンションが張り詰めて疲れてしまいそうですね。セッション中は、大体ゆるい名盤（SSW系）を流すことが多いです。

私は3歳からピアノを始め、10代後半には友人とAcid Jazzをやろうとしていたり、夫は元レコードバイヤーということもあり、所蔵レコードが大量にあります。 

国分町にお店を出すまでは長らく2階のセッションルームをメインに使用していましたが、今は複数でご予約の方を個別にリーディングする際に使用しています。それもコロナ禍で今は叶わず、リモートセッションルームに使うことが多いです。

私は子供の頃から白猫か黒猫が常に傍にいました。この子ともう1匹のノエルは、震災の前の年に近所の路地で衰弱していたところを保護しています。

当時のブログ記事『仔猫の保護』

http://minerea.blog.fc2.com/blog-entry-634.html

この絵は北海道の画廊から取り寄せた一枚です。一見同じ『黒猫』でも、かなり様々な色合いのバリエーションがあり、その中から選んだ一枚がこれでした。背景のイエローがクリーム色ぐらいに落ち着いているものを探していたのです。

1990年代半ばに入る頃に出版されたスカピーニの代表作は、販売当初から購入して直ぐに当時のお店（一番町4丁目シャル長崎屋時代の魔女の家）で使用し始め、以来30年近く愛用しているデッキです。

愛用のレザーケースはスカピーニタロットのサイズに合わせて作って頂いたものです。

峰レアの旧PCサイト内の所蔵タロットギャラリーに代表的なデッキをアップしていますので、興味がおありの方は覗いてみて下さい。

TAROT GALLERY  minerea.com

占星術を先に習得していたこともあって、私はこのホロスコープスプレッドを『その方を表すチャート』のように読み取ります。おそらく一般のタロット解説書とは扱い方もスプレッドの並べ方も異なります。

★使用デッキ『Tarot of Mystical Moments』

私が日頃扱うホロスコープスプレッドを簡単に解説したもの

峰レア旧Webサイト minerea.comより

かなり完成度が高く、綺麗の一言に尽きますが、CGの色彩を物理的な紙に印刷する技術には限界があるのが残念なくらい、アプリ盤の色彩の美しさ鮮やかさは一度ご覧頂きたいほど。

近年では不気味カワイイ系に於ける最高傑作だと思います。シュールに見えて実は深い哲学が其処彼処に流れている秀作です。

桜の木に彫り込んであるZollaの看板は、今はプライベートサロンで使用中です。

カフェ形態なので国分町は全く考えていませんでした。が、他のテナントのことでお問合せした不動産業者さんの住所が私の本籍地であることに気付き、そこから紹介された定禅寺通り沿いの物件ということで奇妙なご縁を感じるうち、一気に進み出しました。ここは1年以上空いていたそうですが、内装は一目で素人と判るペンキ塗り（真っ赤）の状態だったのを、元の天然木の柱や白い壁に戻してもらう内装工事をお願いして、無事オープンに至りました。

市内中心部から20分の所にあるプライベートサロン（自宅）と国分町のカフェを掛け持ちで3年4ヶ月ほど続けましたが、やはりプライベートサロン一本に戻ることを決意して今に至ります。

こんな雰囲気で、と自分でイメージをお伝えして作って頂いた天然木のドア。外して来るわけにも行かないので今もそこで使って頂けていると思います。 

ドライフラワーのリースは、ビストロを経営する30年来の友人からのお祝いです。今もプライベートサロンの玄関内に飾ってあります♡

小さな店内の奥でパーテーションを開いてリーディングをしていました。元々、私のお客様の年齢層は30代から60代までがとても多く、じっくり話したい方にとっては少し狭い空間だったかも知れません。

プライベートサロン開業当初の2006年頃から、コーヒー生豆の手焙煎を限定販売して来ています。国分町ではZollaのオリジナルブレンドと、インドのストレート豆『モンスーン』が人気でした。

現在も焙煎豆は口コミのみで限定販売中です。

国内でも有名なロック喫茶の草分け的存在『PETERPAN』の長崎さんがご来店。 開店記念ANNIVERSARYのマグカップを戴きました★ 何を隠そうZollaのマスターは、大学時代4年間、ピーターパンのスタッフを務めていた経歴を持つのです。

この定禅寺通りから一番町4丁目界隈は、私個人中学時代から馴染み深い場所で、21歳から6年間は稲荷小路を通って当時の職場（シャル長崎屋1990年代）で対面リーディングをしていたので、その目と鼻の先ということもあり抵抗がありませんでした。元々、プライベートサロンにも県外からお越し下さる方は多いですが、さすがに国分町ともなると他県からは沢山お越し頂いていました。