COLUMN
対面かリモートか
コロナ急増やワクチンの供給不足でモヤモヤが続く毎日です。
数年前、国立大学が国から予算を得られない為に基礎研究が出来なくなっているという現状を個人的に耳にしていましたが、そのような影響で今、海外のワクチンに頼る結果に繋がっているのなら本当に残念でなりませんね。
それを物語るような、壊れたアンドロイドのような政治家の会見をニュースで見た時、この混乱ぶりもイヤなぐらい頷けてしまいました。。
何しろ変異し続ける得体の知れないウイルス相手のことなので、仮にワクチン接種を終えたとしても引き続き不要不急の外出は避けて、なるべく人と会わないように努力する(ため息)、、それで何とか今の爆発的な増加を食い止められるのなら、(首都圏の勢いの伝播力を考えれば)仙台という土地柄、今急増している変異株に対しては従来の感染予防に加えて更に強い自己管理を考えた方が良いのでは?という想いがあって、Newsのお知らせにリーディングはリモート推奨と更新した次第です。
対面とリモートの違いは
時々お客様から『(リーディングの精度のためには)やはり直接会った方が良いですよね?』と訊ねられることがあります。
私自身、プロ活動も30年を過ぎた今改めて感じることは、対面であっても電話であってもリーディングというものの精度は本質的に変わらないということです。リーディングそれ自体が、見た目から洞察・分析する行為では無いからなのかも知れません。むしろ実際は、目に見える情報は殆ど必要としないほど、霊視を含んだリーディングは時にはリモートの方が物凄い集中力に繋がりやすいと言える場合もあります。
また、対面で『人相も読んでいるんですか?』と訊ねられることもありますが、私はタロットカード(またはホロスコープのチャート)の相しか読みません。※霊視もタロットを媒介にします。
対面の場合、その場の空気で緊張・萎縮される方もいらっしゃる為、本当に初めての場合はリモートを申し込むのも一つだと思います。実際、全くの新規の方で少し緊張しやすい方の場合、電話越しの方がリラックスされている印象を受けます。
実際のタロットカードの印象
それと良く伺うのは、私が扱うタロットカード(主に使用するMedieval Scapini Tarot)の絵柄が一般的に良く扱われるライダーズ版などのカードと雰囲気が異なり、そのアーティスティックな絵柄を美しいと感じて下さる方と、逆にちょっとコワいと感じる方に分かれるようです。
※今日トップに置いたカードは、Mystical Momentsという2020年の新作タロットです。
また、私 峰レアがどんな人物なのか会って話したい、という心情で対面を望まれる方が多いのも事実なので、このコロナ禍の混乱の中ではありますが、リーディングをする側も受け取る側も、日頃から出来る限りの感染予防策を取ることでお互いを感染リスクから守りながら、タロットリーディングがお役に立って行けば幸いです。
災禍だからこそ心の換気
事実、10年前の震災時も今のこのコロナ禍も、災禍だからこそリーディングのような『自分の中を整理する時間』を望まれる方は非常に多く、震災時はライフラインや交通機関の寸断によってサロンに来られない方が急増したのですが、今は目には見えない不安に寸断されかねない時代です。ですが、幸いにも地上のリモートは果てしなく繋がっていますから、独りで抱え込みすぎないことが大切です。
一方で対面リーディングの場合は、セッションルームの雰囲気(最近は緩いbossa novaを流しています)や、実際に間近で見るタロットカードの芸術性、室内をうろつく丸っとした猫などに触れられるため、リーディング内容以外にも何かしらのオマケがあるかもという意味では、このコロナ禍での僅かな癒しのお役に立つかと思います。
ともあれ、こんなご時世だからこそ、心の中の掃除・洗濯・換気は普段以上に小まめにしたいものですよね。
私自身、良く見えるようになったせいで、暇さえあれば家の中の掃除でストレス発散しています。お陰で残る汚れは大物(天井や壁や庭や路地)ばかりになって、庭の鬱蒼とした雑草を見る度にグッタリしている8月初日です。
皆様、暑中お見舞い申し上げます。